2013年6月21日金曜日
お中元の起源
恐そうだな、恐いだろうなと思いながら、それでも見たくて借りたDVDを、
開始5分で諦めたMです。
タイトルは韻を踏もうと意識したわけではございません。
今日はお中元について書いてみたいと思います。
古く中国では本来、「中元」とは7月15日のことで、上元(1月15日)、
中元(7月15日)、下元(10月15日)と、この三日間の中の一つなのだそうです。
それぞれ3人の天神様の誕生日で、人々はお祝いにお供え物をしました。
この中元の日と、日本に昔からある風習の「お盆」が結びついたものだと言われているそうです。
地方によっても違いがあるようですが、お盆では迎え火や盆踊り、
送り火などの儀式があり、その内の1つに「盆礼」があります。
これは親や親戚、近所の人々の間で、霊前に供える品物をやりとりする習慣で、
死者を供養すると共に、生きた魂も供養するという考え方から、
普段お世話になっている人たちにも感謝を込めてという事につながり、
現在のお付き合いのある会社間でも贈り物をするという習慣になったのですね。
ちなみにこのお中元、送ると失礼にあたるものがいくつかあるようです。
お中元に靴やサンダルを送るというのはあまり聞いたことはありませんが、
「踏みつける」という意味になるので一つは履物類。
そして時計や筆記用具類は「勤勉奨励」の意味があり、目上の人に贈るには
ふさわしくない品物とされているそうです。
地区によって、送る時期も異なるようで、関東地方では新暦で行うことから
7月初めより中頃までに、関西地方では旧暦で行うことか
ら1ヶ月遅れの8月初めより中頃までに贈るのが一般的とされているそうです。
やはり、調べてみると色々な違いもあり、起源も色々な所から来ているものなのですね。
私も最近お気に入りのエシレバターを、珍しく家族に送ってみようかと思います。
M