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2011年7月22日金曜日

平面計画の自由度

明後日はついに「建築士学科試験日」で、緊張が最高潮のKです。

先週に引き続き、建築物のお話をさせていただきたいと思います。
建築士の教科書にとても面白い建築が掲載されていました。
大阪にある「NEXT21」という集合住宅です。



これは大阪ガスの社員寮で、躯体と内装を別々に作った実験住宅として建設されました。
外側と骨組みは先に作って、中は住み手によって変えることができる、いわば半分オリジナルな集合住宅です。

公共性の高い躯体と、私的で個別性の高い間仕切や内装を分離することで住戸設計の自由度を上げています。
18戸ある住戸は全て平面計画が異なり、各家庭のライフスタイルが提案されていて、とても興味深い建築です。

ライフスタイルの変化への対応は、住宅建築ではとても重要なポイントです。
手法は少し異なりますが、当社のモデルルームも多様なライフスタイルに対応可能な可動式間仕切りを取り入れています。



生活していく中で、住み方や住む人が変わってくるのは避けられません。
それをどのように解決していくかが、これからもずっと課題になると思います。

試験が終わったら、日本中の有名住宅建築を見て回りたいです。
それではみなさんも、暑さに負けずいい週末を!!


K